ビジネス英語ライティングで知っておくべき4つの鉄則
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メール、チャット、資料、レポートなど、仕事で英文を書く機会は多いはずです。読み手は英語ネイティブとは限らず、さまざまな国の人が読みます。だからこそ、誰が読んでも誤解なくすぐ理解できる、明確で簡潔な英文を書くことが大切です。
ここでは、日本人がビジネス英語ライティングで押さえておきたい4つの鉄則を、×→○の例文付きで紹介します。
4つの鉄則
- 略語・スラング(テキスト言語)を使わない
- 一文を短くし、結論から書く
- 同じ名詞を繰り返さず、代名詞を使う
- 日本語を直訳しない
1. 略語・スラング(テキスト言語)を使わない
SNSや友人とのメッセージで使う省略表現は、英語でtexting languageと呼ばれます。仲間内では通じても、誰もが理解できるとは限りません。ビジネスでは標準的なスペルで書きましょう。
- × Pls B there B4 6 pm. TY.
- ○ Please be there before 6 p.m. Thank you.
なお、ASAP(as soon as possible)やFYI(for your information)のように、ビジネスで広く使われる略語もあります。ただし、目上の相手や初めての相手には、略さずに書くほうが無難です。
2. 一文を短くし、結論から書く
一文に情報を詰め込みすぎると、伝えたいことが埋もれてしまいます。一文にはひとつの情報を入れ、一番伝えたいことを最初に書きましょう。
- × We would like to inform you that, due to the system maintenance which is scheduled to take place next week, the service will be unavailable from 10 p.m. on Friday until 6 a.m. on Saturday, and we apologize for any inconvenience this may cause.
- ○ The service will be unavailable from 10 p.m. Friday to 6 a.m. Saturday due to scheduled maintenance. We apologize for any inconvenience.
依頼や質問が複数あるときは、箇条書きにすると読み手が返信しやすくなります。
3. 同じ名詞を繰り返さず、代名詞を使う
同じ名詞を何度も繰り返すと、文が長く読みにくくなります。一度出てきた名詞は、代名詞に置き換えましょう。
- × Mr. Tanaka sent the report yesterday. Mr. Tanaka asked us to review the report by Friday.
- ○ Mr. Tanaka sent the report yesterday and asked us to review it by Friday.
代名詞は文中の役割によって形が変わります。
| 主格(〜は) | 所有格(〜の) | 目的格(〜を・〜に) |
|---|---|---|
| I | my | me |
| he | his | him |
| she | her | her |
| it | its | it |
| they | their | them |
ただし、何を指しているかがあいまいになる場合は、名詞を繰り返したほうが親切です。たとえば「Mr. Tanaka told Mr. Brown that he would attend.」では、heがどちらを指すのかわかりません。
4. 日本語を直訳しない
日本語と英語は語順も発想も異なります。日本語の文章を書いてから一語ずつ英訳すると、不自然な文や、意図と違う意味の文になりがちです。伝えたい内容を決めたら、英語でよく使われる定型表現に当てはめて書きましょう。
- 「資料を送付させていただきます」
- × I will let you send the document.(「あなたが送ることを許可します」という意味になってしまう)
- ○ Please find the document attached. / I've attached the document.
- 「よろしくお願いします」(依頼の後)
- × Please treat me well.
- ○ Thank you in advance for your help. / I look forward to hearing from you.
英文メールでよく使う定型表現は、こちらの記事にまとめています。
関連記事ビジネス英語・メール実践対応ー⓿ー英文メールの書き方ガイド
関連記事ビジネス英語のメール例文107選。コピペ〜で問題ないです。
まとめ
ビジネス英語ライティングの基本は、略さない・短く書く・繰り返さない・直訳しないの4つです。送信前に読み返し、この4点をチェックするだけでも、英文はぐっと読みやすくなります。
この考え方は、英文レジュメ(履歴書)の職務経歴を書くときにもそのまま使えます。
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