LinkedIn を使って海外に転職する方法
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LinkedInは、海外企業や外資系企業の採用担当者・リクルーターが候補者を探したり、求人を掲載したりする場所です。登録するだけで転職が決まるわけではありませんが、英語のプロフィールを整え、求人検索と人脈づくりに使うことで、海外の求人に出会えるチャンスが広がります。
ここでは、LinkedInを海外転職に生かすための具体的な手順を紹介します。
1. 英語のプロフィールを整える
リクルーターはキーワードで候補者を検索するため、プロフィールは英文レジュメと同じ考え方で書きます。日本語のプロフィールしかない場合、海外の採用担当者には内容が伝わりません。
LinkedInでは、メインのプロフィールとは別に他の言語のプロフィールを追加できます。閲覧者のLinkedInの表示言語に合わせて、どちらが表示されるかが切り替わります。ただし翻訳は自動ではないので、英語版は自分で書く必要があります(2026年9月時点、作成・編集はデスクトップ版のみ)。海外転職が目的なら、英語をメインのプロフィールにするのも一つの方法です。
見出し(Headline)
名前の下に表示され、検索結果にも出る最も重要な一行です。現在の肩書きだけでなく、専門分野と強みを入れましょう。
- Supply Chain Manager | Procurement & Logistics | Japan–APAC Operations
- Software Engineer (Backend, Go/AWS) | Building payment systems at scale
- Marketing Specialist | Digital & Social Media | Bilingual (Japanese/English)
自己紹介(About)
3〜5文程度の短い段落で、「何をしてきた人か」「どんな実績があるか」「次に何をしたいか」を書きます。
I'm a supply chain manager with eight years of experience in the automotive industry. I lead a team of five that manages procurement from suppliers across Asia, and I recently cut lead times by 20% by redesigning our ordering process. I'm now looking for opportunities to manage regional operations in Singapore or Europe.
職歴(Experience)
職務内容を並べるのではなく、英文レジュメと同じように動詞で始まる実績の箇条書きにすると伝わりやすくなります。
- Reduced procurement costs by 12% by renegotiating contracts with 30+ suppliers.
- Led the launch of a new ERP system across three factories.
役職名の英語表記に迷ったら、次の記事を参考にしてください。
関連記事【英語履歴書必見!】役職名・部署名の英語表記一覧
スキル・言語・推薦
- スキル(Skills):求人票によく出てくるキーワード(例:Project Management, Data Analysis, SAP)を登録しておくと、検索で見つかりやすくなります。
- 言語(Languages):英語と日本語を追加し、習熟度を選んでおきましょう。日本語ネイティブであることは、日本市場を担当するポジションでは強みになります。
- 推薦(Recommendations):一緒に働いた上司や同僚に推薦文を依頼できます。第三者の評価として、英語で1〜2件あると説得力が増します。
2. 「Open to Work」で転職意欲を伝える
プロフィールの「Open to Work」を設定すると、希望する職種、勤務地(海外の都市など)、勤務形態(リモートなど)、開始時期、雇用形態を設定できます。公開範囲は次の3つから選べます(2026年9月時点)。
| 公開範囲 | 見える人 | 注意点 |
|---|---|---|
| All LinkedIn members | LinkedInの全員 | プロフィール写真に「#OpenToWork」の枠が付く |
| Recruiters only | LinkedIn Recruiter(有料の採用ツール)の利用者 | 現在の勤務先のリクルーターには表示されないよう配慮されるが、完全には保証されない |
| Visible only to you | 自分だけ | 希望条件がおすすめ求人の表示に使われる |
在職中で転職活動を知られたくない場合は「Recruiters only」を選びましょう。ただしLinkedIn自身が「完全なプライバシーは保証できない」としている点は覚えておいてください(LinkedInヘルプ)。
3. 求人を検索し、アラートを設定する
「求人(Jobs)」タブでは、職種名と勤務地(例:Singapore、London、Remote)で海外の求人を検索できます。掲載日、経験レベル、勤務形態、リモート可否などで絞り込めます。
- 求人アラート(Job alerts):検索結果ページでアラートをオンにすると、条件に合う新着求人をメールやアプリの通知で受け取れます(毎日/毎週を選択可能)。気になる企業ごとのアラートも作れます。
- Easy Apply:一部の求人は、LinkedIn上で直接応募できます。手軽な分、応募者も多くなるため、レジュメは求人ごとに調整しましょう。
- 企業の採用サイトで応募する求人も多いため、応募前に求人票の応募条件(就労ビザの要否、勤務地、言語要件など)を必ず確認してください。
4. 人脈を広げ、直接コンタクトを取る
海外転職では、社員の紹介(referral)やリクルーター経由の選考も重要なルートです。
- 志望企業で働く人、同じ職種で海外に移った日本人、その国のリクルーターとつながる
- つながり申請には、なぜつながりたいのかを一言添える(無料アカウントでは、メッセージを添えられる申請は月3件まで、1件200文字までです)
- 業界の話題について投稿やコメントをして、専門分野を知ってもらう
英語でのメッセージの書き方は、シーン別のテンプレートをまとめたこちらの記事を参考にしてください。
関連記事LinkedInで効果的なコミュニケーションを実現する方法(8つのシーン別、英語テンプレート付き)
5. リクルーター・人材紹介会社を活用する
LinkedInでは、特定の国や業界を専門とするリクルーター(人材紹介会社のコンサルタント)を検索して連絡できます。リクルーターから連絡が来たときも、興味がなければ丁寧に断り、関係を保っておくと次の機会につながります。日本国内の外資系に強い転職エージェントと併用するのも効果的です。
関連記事海外転職の最短ルートは?現地採用と駐在の違い・就労ビザの基本と進め方
まとめ:プロフィールと英文レジュメはセットで準備する
LinkedInのプロフィールを見たリクルーターから、次に求められるのは英文レジュメです。プロフィールとレジュメの経歴・実績に食い違いがないよう、同じ内容をもとに両方を整えておきましょう。
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