社会人のTOEIC平均点は?最新の平均スコアと点数別の割合【2025年度データ】
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結論から言うと、2025年度(2025年4月〜2026年3月)のTOEIC Listening & Reading Test(以下TOEIC L&R)公開テストの平均点は、社会人が649点、全体が616点です。
この記事では、TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が公表している最新の公式データをもとに、次の点を整理します。
- 社会人・学生の平均点(公開テスト/IPテスト)
- 点数別の割合(自分のスコアが上位何%くらいか)
- 企業が社員に期待するスコア
- 世界の国・地域別に見た日本の平均点
データはいずれもIIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」(2025年度の実受験者データ)と、IIBCが発表した国・地域別平均スコアに基づいています。
社会人のTOEIC平均点(2025年度)
TOEIC L&R公開テストの2025年度の平均スコアは以下のとおりです(990点満点)。
| 区分 | 受験者数 | 平均点 | リスニング | リーディング |
|---|---|---|---|---|
| 全体 | 755,473人 | 616点 | 337点 | 279点 |
| 社会人 | 308,493人 | 649点 | 353点 | 296点 |
| 学生 | 434,399人 | 592点 | 325点 | 267点 |
公開テスト全体の平均は2023年度612点、2024年度615点、2025年度616点と、ここ数年ほぼ横ばいです。社会人の平均は学生より約60点高く、社会人で650点前後なら「平均的」、700点を超えれば平均より上と考えてよいでしょう。
IPテスト(団体受験)の平均点
企業や学校で団体受験するIPテストの平均点は、公開テストより低めです。
| 区分 | 受験者数 | 平均点 |
|---|---|---|
| IPテスト全体 | 1,056,506人 | 492点 |
| 企業・団体 | 424,158人 | 538点 |
| 学校 | 632,348人 | 462点 |
公開テストは自分で申し込む人が中心なのに対し、IPテストは会社や学校の指示で一斉に受ける人も多いため、受験者層の違いが平均点の差に表れていると考えられます。IPテストと公開テストの違いは、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事TOEIC IPテストとは?TOEIC IPテストとTOEIC公開テストの違い
TOEICスコアの点数別の割合
2025年度の公開テストのスコア分布から、各スコア以上を取った人の割合を計算すると次のようになります(IIBCの分布表は「895〜」「845〜」「795〜」のように50点刻みで公表されています)。
| スコア | 全体 | 社会人 |
|---|---|---|
| 895点以上 | 約4% | 約6% |
| 795点以上 | 約16% | 約22% |
| 695点以上 | 約34% | 約43% |
| 595点以上 | 約56% | 約64% |
全体で最も人数が多いのは「595〜640点」のゾーン(約11%)です。社会人の受験者の中でも、800点前後あれば上位2割強、900点前後あれば上位6%程度に入る計算です。
企業が社員に期待するTOEICスコア
IIBCの「上場企業における英語研修、英語活用の実態調査 2022」では、企業が期待するTOEIC L&Rスコアの平均値が次のように示されています。
| 対象 | 期待スコアの平均 | 期待値の幅(目安) |
|---|---|---|
| 新入社員 | 550点 | 460〜640点 |
| 中途社員 | 580点 | 480〜685点 |
| 技術部門 | 560点 | 470〜650点 |
| 営業部門 | 580点 | 475〜680点 |
| 海外部門 | 705点 | 605〜805点 |
「期待値の幅」は、IIBCが平均値±1標準偏差に相当するゾーンとして仮定したものです。また、TOEIC Programを活用している企業・団体への調査では、採用時にTOEIC Programのスコアを要件・参考にしている、もしくは今後その可能性がある企業は73.6% でした。
社会人の公開テスト平均(649点)は新入社員・中途社員への期待値を上回っていますが、海外部門で求められる水準(平均705点)には届いていません。英語を使う仕事や外資系企業を目指すなら、まず700点台、できれば800点台を目標にするのが現実的です。
関連記事【スコア別解説】転職活動でのTOEICスコアはどこまで求められるのか?
学生のTOEIC平均点
参考として、学生の平均点も見ておきましょう。
- 公開テストの学生全体:592点
- IPテスト(学校実施)の高校生:436点
- IPテスト(学校実施)の大学生:466点
- IPテスト(学校実施)の大学院生:554点
学校で一斉に受けるIPテストは受験者の幅が広いため、公開テストの学生平均より大幅に低くなっています。
世界の中での日本のTOEIC平均点
ETSがまとめた2025年(1〜12月)の国・地域別平均スコアでは、日本のTOEIC L&R平均は564点(リスニング313点、リーディング251点)でした。主な国・地域の平均点は以下のとおりです。
| 国・地域 | 平均点 |
|---|---|
| ドイツ | 851点 |
| インド | 768点 |
| フィリピン | 722点 |
| 韓国 | 682点 |
| 中国 | 582点 |
| 台湾 | 581点 |
| ベトナム | 576点 |
| 日本 | 564点 |
| タイ | 531点 |
ただし、国によって受験者数も受験目的も大きく異なります。同じ発表では、世界全体の受験目的は「就職活動のため」が最多なのに対し、日本は「英語学習のため」が最多でした。この数字は国全体の英語力を直接比べるものではなく、あくまで「その国のTOEIC受験者の平均」として見るのが適切です。
まとめ|社会人のTOEIC平均点
- 2025年度の公開テスト平均は社会人649点、全体616点、学生592点
- 企業・団体で実施されたIPテストの平均は538点
- 企業が新入社員に期待するスコアの平均は550点、海外部門では705点
- 社会人受験者のうち、795点以上は約22%、895点以上は約6%
平均点はあくまで現在地を知るための目安です。英語を使う仕事を目指すなら、平均より一段上の700〜800点台を目標にして、あわせて「英語で何ができるか」を具体的に説明できるようにしておきましょう。800点を目指す勉強法はこちらの記事を参考にしてください。
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