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TOEICの勉強法

TOEIC IPテストとは?TOEIC IPテストとTOEIC公開テストの違い

TOEICのマークシートとスコアの棒グラフ、鉛筆を描いたイラスト

TOEICには、個人で申し込む「公開テスト」と、企業や学校が団体で実施する「IPテスト(団体特別受験制度/Institutional Program)」の2つの受験方法があります。

結論から言うと、TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は「公開テストとIPテストのどちらを受験しても、出題形式やスコアの有効性に違いはない」としています。IPテストのスコアも履歴書に書けます。ただし、提出先が独自の規定を設けている場合があるほか、IPテストでは公式認定証が発行されないなどの違いがあります。

この記事では、主にTOEIC Listening & Reading Test(以下TOEIC L&R)について、2つの受験方法の違いと、履歴書に書くときの注意点を解説します。

TOEIC IPテストと公開テストの違い

IIBCの公式資料をもとに、主な違いをまとめました。

項目公開テストIPテスト(マークシート)IPテスト(オンライン)
申込個人実施団体(個人申込は不可)実施団体(個人申込は不可)
日程・会場IIBCが設定実施団体が設定実施団体が設定。自宅受験も可
運営・管理IIBC実施団体実施団体
形式(L&R)マークシート・約2時間/200問マークシート・約2時間/200問パソコン・約1時間/90問
結果公式認定証(デジタル/紙)スコアレポート(紙)テスト結果(PDF)

申込・日程・会場

公開テストは、IIBCが決めた日時・会場で受験し、個人で申し込みます。一方IPテストは、企業・学校などが日時と会場を自由に設定して実施する団体向けの制度で、個人では申し込めません。受験したい場合は、勤務先や学校で実施しているかを確認しましょう。

オンライン方式のIPテスト

IPテストには、インターネット環境があれば自宅などでも受験できるオンライン方式があります。TOEIC L&R IPテスト(オンライン)は、受験者の解答に応じて出題される問題が変わるアダプティブ方式を採用しており、問題数を90問に抑えてテスト時間を約1時間に短縮しています。IIBCは、スコアが同じであれば英語力も同等としています。

テスト結果と公式認定証

もっとも実務上の影響が大きい違いは、IPテストでは公式認定証(Official Score Certificate)が発行されないことです。

  • 公開テスト:試験日から17日後にインターネットでスコアを閲覧でき、その後デジタル公式認定証が発行されます。2026年度に実施されるTOEIC L&R公開テストでは、紙の公式認定証を発行するかどうかを選べます(2027年度以降の扱いは公式サイトで確認してください)。
  • IPテスト(マークシート):スコアレポートが発行されます。
  • IPテスト(オンライン):受験後すぐに結果を確認でき、テスト結果をPDFでダウンロードできます。

なお、IIBCは公式認定証が発行されない点について「公開テストとIPテストの結果(スコア)の意味は同じ」と説明しています。

IPテストのスコアは履歴書に書ける?

書けます。IIBCは、IPテストのスコアを進学や就職に利用できるかという質問に対し、出題形式やスコアの有効性に違いはないと回答しています。

ただし、次の点には注意してください。

  • 提出先に規定があれば従う:「公開テストのスコアに限る」「公式認定証の提出が必要」など、企業や学校が独自の条件を設けている場合があります。IIBCも提出先への確認を勧めています。証明書の提出を求められる可能性がある選考では、公開テストを受けておくと安心です。
  • IPテストであることを明記する:選考後に証明書を求められたときに食い違いが起きないよう、IPテストのスコアは「IPテスト」と書いておくのが無難です。
  • いつのスコアかを書く:テスト開発元のETSは最新のスコアの利用を推奨しており、スコアの有効期限を2年と設定しています。ただし2年を超えたスコアを受け付けるかどうかは提出先ごとに異なります。

日本語の履歴書での書き方

資格欄には、取得年月(=試験日の年月)とテスト名、スコアを書きます。

  • 2026年5月 TOEIC Listening & Reading Test 公開テスト 850点 取得
  • 2026年6月 TOEIC Listening & Reading IPテスト 780点 取得

交付機関の名称を求められた場合は「一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)」です。

英文レジュメでの書き方

英文レジュメでは「Certifications」「Skills」などの欄に、テスト名・スコア・受験年月を簡潔に書くのが一般的です。書き方は企業や国によって多少異なります。

  • TOEIC Listening & Reading Test: 850 (May 2026)
  • TOEIC Listening & Reading Test (Institutional Program): 780 (June 2026)

海外の採用担当者はTOEICになじみがない場合もあるため、「990点満点」であることを添えたり(例:850/990)、業務で英語をどう使ってきたかを職歴欄で具体的に示したりすると伝わりやすくなります。英文レジュメ全体の書き方は以下の記事を参考にしてください。

関連記事外資系企業用の英語履歴書の書き方のガイドブック 関連記事【英語履歴書必見!】学位・資格の英語表記一覧

まとめ

  • IPテストは企業・学校が実施する団体受験制度で、個人では申し込めない
  • 出題形式とスコアの有効性は公開テストと同じ(IIBC公式見解)
  • IPテストでは公式認定証が発行されない。オンライン方式は約1時間・90問
  • IPテストのスコアも履歴書に書けるが、提出先の規定を確認し、「IPテスト」と明記するのが無難

転職活動でどのくらいのスコアが求められるのかは、こちらの記事で解説しています。

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