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TOEICの勉強法

TOEIC 800点レベルを最速で越える勉強法(経験者の声あり)

高得点を指すスコアメーターと棒グラフを描いた、TOEICスコアアップのイラスト

TOEIC Listening & Reading Test(以下TOEIC L&R)で800点を越えるには、リスニングかリーディングの少なくとも一方で400点以上を取る必要があります。まず公式問題集で現在地を確認し、得意なセクションで点を稼ぎつつ、苦手なパートを集中的に補強するのが近道です。

この記事では、800点がどのくらいのレベルなのか、スコア配分の考え方、パート別の勉強法を順に紹介します。

TOEIC800点のレベルとは

IIBC(TOEICの実施団体)の公式データによると、2025年度の公開テストの平均点は全体で616点、社会人で649点でした。800点前後(795点以上)を取った人の割合は、**受験者全体で約16%、社会人で約22%**です。

区分平均点795点以上の割合
公開テスト受験者全体616点約16%
社会人649点約22%

出典:IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」(分布表から算出)

つまり800点は、受験者の中では上位のスコアです。ただし、TOEIC L&Rが測るのは「聞く・読む」力なので、800点を取っても英語で話したり書いたりできるとは限りません。英語で会議や交渉をするには、スピーキングやライティングの練習も別に必要です。

平均点の詳しいデータや、転職で求められるスコアの目安はこちらの記事にまとめています。

関連記事社会人のTOEIC平均点は?最新の平均スコアと点数別の割合【2025年度データ】 関連記事【スコア別解説】転職活動でのTOEICスコアはどこまで求められるのか?

TOEIC800点に必要なスコア配分

リスニング・リーディングはそれぞれ5〜495点なので、800点を取るにはどちらか一方で400点以上が必要です(両方とも395点以下だと合計は790点以下になります)。

2025年度の公開テストの平均は、リスニング337点・リーディング279点で、多くの受験者はリスニングのほうが高い点を取っています。リスニングは音声に合わせて進むので必ず時間内に終わりますが、リーディングは75分で100問を解く必要があり、特にPart 7(54問)で時間が足りなくなる人が多いためです。

そのため、800点を目指す場合は次のどちらかの形になることが多いでしょう。

  • リスニングで400点以上を取り、リーディングの不足をカバーする
  • 速読が得意なら、リーディングでも400点前後を取り、両方をバランスよく伸ばす

いずれにしても、まず自分の得意・不得意を把握し、「得意なセクションで稼ぎ、苦手なパートの失点を減らす」戦略を立てることが大切です。

800点レベルのリスニング力

800点を越える人の多くは、英語を日本語に訳さずに英語の順番のまま理解できます。ネイティブの自然なスピードの会話をすべて聞き取るのは難しくても、TOEICの音声程度の速さなら内容を追えるレベルです。

800点レベルのリーディング力

基本的な単語・熟語・文法はほぼ身についていて、メール・広告・記事などさまざまな形式の英文を、前から順に読んで理解できるレベルです。関係代名詞などが出てきても、前に戻って読み直さずに意味を取れることが、時間内に解き切るための前提になります。

TOEIC800点に達する勉強法

まず公式問題集で自分の実力を知る

IIBCが発行する公式問題集(1冊に模試2回分)を、本番と同じ時間で解いてみましょう。リスニング・リーディングそれぞれのスコアの見当と、どのパートで失点しているかが分かれば、何を優先して勉強すべきかが決まります。

リスニングの勉強法

基本の流れは、公式問題集を解く → 間違えた問題のスクリプトを確認する → 音声を使ってシャドーイングやリピーティングをする → 別の問題を解くの繰り返しです。

シャドーイングやリピーティングのやり方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

関連記事耳の悪い僕のリスニングの点数を上げてくれたトレーニング法がこれでした

Part 2

Part 2は、問いかけの最初の数語をいかに正確に聞き取るかが大切です。What・Who・Whenなど、何を尋ねているのかが分かれば、答えの方向性がつかめます。ただし、質問に直接答えない自然な応答(「確認してみます」など)が正解になることも多いので、疑問詞だけで機械的に選ばないよう注意しましょう。

関連記事TOEIC Part2の正答率80%越えに必要なたった2つのこと

Part 3・4

音声が流れる前に設問に目を通し、「誰が」「何について」話すのか、何を聞き取ればよいのかを把握しておきましょう。設問を素早く読むには速読力も必要なので、リーディングの練習もPart 3・4の得点につながります。

関連記事TOEIC勉強法|TOEICリスニング問題のコツと攻略方法

リーディングの勉強法

Part 5・6(文法・語彙)

800点を目指すなら、Part 5・6ではできるだけ失点を減らしたいところです。自分がよく間違える問題の種類(品詞・時制・前置詞・語彙など)を確認し、文法書でその分野を復習するのが効率的です。大学受験で英語を勉強した人なら、基礎はすでにある場合が多いので、苦手分野を補うことに集中しましょう。

文法が苦手な人向けの参考書はこちらで紹介しています。

関連記事【初心者・中級者用】スイスイ頭に入るおすすめ英文法テキスト8選

Part 7(長文読解)

800点を目指すなら、最後の問題まで時間内に解き切ることが大きな目標になります。Part 5・6を速く解いてPart 7に時間を残すこと、そして次の2つの読み方を身につけることが役立ちます。

  • スキャニング:設問のキーワード(日付・金額・人名など)を本文から探す
  • スキミング:文書全体にざっと目を通し、目的や要点をつかむ

また、音読は英文を前から順に理解する感覚を養うのに役立ちます。知らない単語や構文を確認してから、意味を理解した状態で音読しましょう。

関連記事TOEIC勉強法|TOEICリーディング問題のコツと攻略方法 関連記事TOEIC800点以上の人がやっているPart7文章タイプ別攻略法①〜広告文タイプ〜

参考書・教材の選び方

本番に最も近い練習ができるのは公式問題集です。そのうえで、弱点に合わせて文法書やパート別の対策本を1冊ずつ選び、何度も繰り返すほうが、多くの本に手を出すより効果的です。具体的な教材はこちらの記事を参考にしてください。

関連記事失敗しない!TOEICテストで使えるおすすめ参考書&教材とは?

800点を目指す人におすすめの習慣

英語のニュースを読む

ビジネスや経済のニュースは、TOEICでよく出る話題に近い語彙や文章に慣れるのに役立ちます。最初は短い記事からで構いません。

TEDで聞く練習をする

TEDのプレゼンテーションは多くの動画に字幕とスクリプトがあり、シャドーイングなどのリスニング練習に使えます。

関連記事TEDで勉強できるTEDICTってリスニングアプリが引くほど超優秀。

洋楽で英語に触れる

好きな曲の歌詞を見ながら聞き、発音をまねして歌ってみると、楽しみながら英語の音に慣れることができます。

関連記事洋楽を聞きながら英語力をアップさせる7つのコツ

試験前にやっておきたいこと

試験前は、公式問題集を本番と同じ時間で解く練習をしておきましょう。公式問題集は本番と同じ形式・問題数なので、時間配分やペースの感覚をつかむのに最適です。

解いたあとは、間違えた問題について「なぜ間違えたのか」(単語を知らなかった、聞き逃した、時間が足りなかったなど)まで確認しておくと、次の対策につながります。

関連記事これで50点は変わるね!TOEIC本番前日の過ごし方&心構え

TOEIC800点を越えた人の経験談

現在は大手メーカーで働いているTさんに、800点を越えたときの勉強法を聞きました。勉強時間や期間は人によって大きく異なるので、1人の経験談として参考にしてください。

EIGOHERO編集部

TOEIC800点はどのように取りましたか?

Tさん

もともと545点だったのですが、3か月間、1日5時間以上勉強して800点を越えることができました。

EIGOHERO編集部

もともと英語は得意だったのですか?

Tさん

大学受験レベルの英語はできていたので、基礎はあったと思います。就職活動のことを考えて、大学1年生のときから勉強を始めました。

EIGOHERO編集部

勉強のポイントを教えてください。

Tさん

私の場合はリーディングが得意でしたが、ケアレスミスで点を落とすことが多かったので、速く読んで時間を残し、見直しや迷った問題の検討に使うようにしました。リスニングは、毎日シャドーイングとリピーティングを30分ずつ続けました。あとはパートごとの傾向に合わせて、設問の先読みなどを練習しました。

EIGOHERO編集部

これから800点を目指す人にメッセージをお願いします。

Tさん

自分の得意・苦手をしっかりつかんで、うまく得点していきましょう。800点を取ってからが、英語を仕事で使うためのスタートだと思っています。

もう1人、500点台から850点を越えた人の詳しい体験談もあります。

関連記事TOEIC850点を越えた戦略を経験者が包み隠さずがっつり語るよ。TOEIC500点台から850を越えるまでの方法。

まとめ:苦手パートを把握して集中的に補強する

  • 800点を取るには、リスニングかリーディングの少なくとも一方で400点以上が必要
  • まず公式問題集を時間を計って解き、失点しているパートを把握する
  • リスニングは「解く → スクリプト確認 → シャドーイング」を繰り返す
  • リーディングはPart 5・6の失点を減らし、Part 7を時間内に解き切る練習をする

また、なぜ800点が必要なのかを意識しておくと、勉強を続けやすくなります。転職で英語力をアピールしたい場合は、スコアに加えて、英語で仕事ができることをどう示すかも考えておきましょう。

関連記事外資系転職に必要な英語力はどのくらい?TOEICの目安と求人票の読み方

TOEIC対策の記事は、こちらのまとめページからも探せます。

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