支払いを請求・確認する英文メールの書き方
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海外と取引をすると、請求書(invoice)の送付や支払いの確認を英語でやり取りする場面が必ず出てきます。お金に関わるメールは、金額・期日・支払い方法・請求書番号を正確に書くことが何より大切です。
ここでは「請求する → 支払い方法を確認する → 催促する → 入金を連絡する → 受領を伝える」の流れに沿って、場面別の英語表現を紹介します。必要な部分だけ拾い読みしてください。
場面別での「支払いを請求・確認する」英語表現
①支払いを請求する(売り手側)
まずは請求書を送ったことを伝えます。相手が見落として未払いにならないよう、金額と支払期日をメール本文にも書いておきましょう。
Thank you for your recent order.
先日はご注文いただき、誠にありがとうございます。
→ We appreciate your business.(お取引いただきありがとうございます)も請求メールの定番の書き出しです。appreciate は thank you よりややフォーマルな感謝の表現です。
Please find attached invoice #1023 for your order.
ご注文分の請求書(No. 1023)を添付いたしますので、ご確認ください。
→ Please find attached〜 は「〜を添付いたします」という定番表現です。I've attached the invoice for〜 とすると、より自然でくだけた言い方になります。
Here is our invoice for services rendered in May.
5月にご提供したサービスの請求書をお送りします。
→ services rendered は「提供済みのサービス」という請求書でよく使う言い方です。「請求書」はビジネスでは invoice が一般的です。
The total amount due is US$5,000.
ご請求額は合計5,000米ドルです。
→ amount due で「支払うべき金額(請求額)」。Your bill totals〜 とも言えますが、bill は飲食店や公共料金などの請求書・勘定にもよく使う語で、企業間の請求では invoice のほうが一般的です。レストランでは「Could we have the check, please?(米)」「Could we have the bill, please?(英)」で「お会計をお願いします」となります。
Payment is due by June 30.
お支払い期日は6月30日です。
→ due は「期限が来る」。by〜 は「〜までに」(期限)、within〜 は「〜以内に」(期間)です。例:Please make payment within 30 days of the invoice date.(請求書の日付から30日以内にお支払いください)
We would appreciate it if you could make the payment by the end of this week.
今週末までにお支払いいただけますと幸いです。
②支払い方法を確認する(買い手側)
支払い方法や振込先を正確に確認しないと、送金が遅れたり、手数料で金額が足りなくなったりします。口座情報や通貨をしっかり確認しましょう。
Could you let me know which payment methods you accept?
どのような支払い方法に対応されているか教えていただけますか。
Is it possible to pay by credit card?
クレジットカードで支払うことは可能でしょうか。
→ Do you mind if I pay by credit card? も使えますが、「カードで払ってもかまいませんか」と相手の了承を求めるニュアンスになります(mind は「気にする・いやがる」)。単に可能かどうかを聞くなら Is it possible to〜? や Do you accept credit cards? が自然です。
Could you please send us your bank details?
振込先の口座情報をお送りいただけますか。
→ bank details は銀行名・口座名義・口座番号・SWIFTコードなどの振込先情報をまとめて指す言い方です。
We will transfer the payment to your account at ABC Bank tomorrow.
明日、ABC銀行の貴社口座にお振り込みいたします。
→ 「いつ・どこに・いくら」を具体的に書くと、相手も入金を確認しやすくなります。
振込先の口座が「変更になった」というメールを受け取った場合は、送金する前に、以前から把握している電話番号などメール以外の方法で相手に確認しましょう。取引先を装って偽の口座に送金させる「ビジネスメール詐欺(BEC)」の代表的な手口です(参考:IPA ビジネスメール詐欺(BEC)対策)。
③支払いを催促する(売り手側)
期日を過ぎても入金が確認できない場合は、丁寧なリマインダーから始め、段階的に調子を強めていきます。
This is a friendly reminder that invoice #1023 was due on June 30.
請求書(No. 1023)のお支払い期日が6月30日でしたので、念のためご連絡いたします。
→ a friendly reminder は「念のためのお知らせ」という柔らかい催促の定番です。1回目の催促はこの程度の調子で十分です。
Please let us know if you have already made the payment.
すでにお支払い済みの場合は、お知らせいただけますと幸いです。
→ 行き違いの可能性もあるので、この一文を添えておくと角が立ちません。
According to our records, your account is now overdue.
弊社の記録では、お支払いが期日を過ぎております。
→ overdue は「(支払いが)期限を過ぎた」。より硬い書き方に Your account is in arrears.(お支払いが滞っております)もあります。arrears は「滞納金・延滞」という意味です。
Please pay the outstanding balance within 7 days, in accordance with the attached invoice.
添付の請求書に従い、未払い残高を7日以内にお支払いください。
→ outstanding balance は「未払い残高」、in accordance with〜 は「〜に従って」。契約書や規約などの硬い文書でよく使われます。
If we do not receive payment by July 15, we will have no choice but to refer this matter to a collection agency.
7月15日までにお支払いいただけない場合は、本件を債権回収会社に委託せざるを得ません。
→ have no choice but to〜 で「〜せざるを得ない」。最終段階の強い表現なので、何度か催促しても反応がない場合に限りましょう。
We hope that such action will not be necessary.
そのような措置を取らずに済むことを願っております。
→ 強い警告の後に添えて、関係を続けたい意思を示す一文です。
④入金完了を通知する(買い手側)
支払いを済ませたら、売り手に連絡しておくと確認がスムーズです。
We transferred the full amount to your bank account yesterday.
昨日、全額を貴社の銀行口座にお振り込みしました。
Please find the remittance advice attached.
送金明細を添付いたします。
→ remittance advice は「送金通知(送金明細)」。振込の控えを添付すると、相手が照合しやすくなります。
The payment should appear in your account within a few business days.
数営業日以内に貴社の口座に反映される見込みです。
→ appear は「現れる」→「(入金が)口座に反映される」。should は「〜のはず(見込み)」。海外送金は着金まで日数がかかることがあるので、「すでに入金されているはずです」と言い切らないほうが安全です。
支払いが遅れた場合は、お詫びも添えましょう。
We apologize for the delay in payment.
お支払いが遅くなり、申し訳ございません。
We will make sure that this does not happen again.
今後このようなことがないよう、十分注意いたします。
謝罪メールのビジネス英語表現集はこちらに詳しく載っているので、参考にしてみてください。
関連記事ビジネス英語・メール実践対応ー❽ー苦情・クレーム・謝罪英文メールの書き方
⑤代金の受領を伝える(売り手側)
入金を確認したら、受領した旨を伝えて取引を締めくくります。
We are pleased to confirm that we have received your payment.
お支払いを確かに受領いたしましたので、ご連絡いたします。
→ We have duly received your payment. という言い方もあります。duly は「しかるべく・確かに」という意味の硬い語です。
Thank you for your prompt payment.
早速お支払いいただき、ありがとうございました。
→ We are grateful for your prompt payment. とすると、よりフォーマルになります。be grateful for〜 は「〜に感謝している」。
Please let us know if you have any questions.
ご不明な点がございましたら、お知らせください。
We look forward to working with you again.
またご一緒にお仕事できることを楽しみにしております。
請求メール・催促メールの例文
請求書を送るメール
Subject: Invoice #1023 – ABC Trading
Dear Ms. Johnson,
Thank you for your recent order. Please find attached invoice #1023 for US$5,000.
Payment is due by June 30. Our bank details are included on the invoice.
Please let us know if you have any questions.
Best regards,
Hanako Suzuki
Accounting Department, ABC Trading
支払いを催促するメール(1回目)
Subject: Payment Reminder – Invoice #1023
Dear Ms. Johnson,
This is a friendly reminder that invoice #1023 for US$5,000 was due on June 30, and we have not yet received payment.
If you have already made the payment, please disregard this email. Otherwise, we would appreciate it if you could arrange payment at your earliest convenience.
I have attached a copy of the invoice for your reference.
Best regards,
Hanako Suzuki
まとめ|支払いを請求・確認する英文メールの書き方
支払いに関するメールは、請求書番号・金額・期日・振込先を具体的に書くことで、行き違いやトラブルを防げます。催促は「friendly reminder」から始めて段階的に強め、入金を確認したら受領の連絡でていねいに締めくくりましょう。
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